アトリオン製菓、「素材」と「こだわり」春向け新製品3品

 長野県のキャンデーメーカー、アトリオン製菓(旧明治産業)が、3月12日に以下の3品を発売する。

 果物王国ならではのブランド果実を使った『こだわり素材』シリーズの『川中島白桃キャンディ』(70g、OP=参考小売価格200円前後・税別)は、クオリティの高さで全国的に知名度の高い川中島白桃のピューレを使ったもの。本品の開発チームが旧社時代から、温めてきたテーマが実現した待望の製品だ。

この『こだわり素材』シリーズには先行製品の『シャインマスカットキャンデー』がある。同社の地元須坂市と地元JAがブランド化を進めている「シャインマスカット」を使用したもの。本品はその第2弾として、スタッフが川中島白桃に狙いを定め、熱心にJAグリーン長野に働きかけ、実現に漕ぎつけたものだ。

『こだわり素材』シリーズの特徴は、使用する素材が持つ味、香り、そして何より素材の果実感の自然な再現にある。『川中島白桃キャンディ』は、先口から鮮烈な桃感が広がり、控えめな甘みの中で、フレッシュな果実の酸味とともに、最後の最後まで楽しめる作り。

もう2品は、旧社時代からのロングセラー、タブレット菓子『ヨーグレット』『ハイレモン』のグミ(各51g、同140円)である。キャッチコピーに「カラダ育む、ココロすっきり」とあるように『ヨーグレットグミ』はコラーゲンとカルシウム。『ハイレモングミ』にはビタミンCとコラーゲンが配合されている。

ドーム型のかわいいグミの食感は、グニグニとしてやや堅めで、グミならではの噛み心地が楽しい。味わいはタブレットと同様で、ヨーグルトとレモンの再現は、こだわりのメーカーらしく実にリアルだ。