飯田製作所が創立70周年

式典と祝賀会を開催

 和菓子を中心に製造機械の開発を行っている飯田製作所は、今年3月に創立70周年を迎え、10月28日に上野東天紅(東京都台東区)において記念式典と祝賀会を社員約40名を集めて開催した(写真)。

 同社は、大正年間から90余年、和菓子を中心に製造機械の開発を行ってきた。また昭和初期、洋菓子文化の到来においては、洋菓子や食品関連の機械の開発を開始。以来、効率のよい多様性のある製菓食品機械の製造で、高い評価を得ている。

 式典では、飯田一会長の挨拶に続いて、飯田勉社長が登壇。「一重に長年に渡りお引き立てを頂いたお客さま、お取引先さま、会社先輩の皆さま、そして現在の社員の皆さまのおかげで創立70周年を迎えることができた」と挨拶した。

 また、「これまで、お客さまのお困りごとや悩みごとには機械メーカーの視点から対応し、解決のお手伝いをしてきた。そのようにして蓄積してきた信頼を、現在から未来へ向かって全社一丸となってさらに増やしていく」と決意を語った。

 「〝飯田製作所の機械なら間違いない〟とお客さまに思われるように、信頼を積み重ねながら次世代へつなげていこう」と飯田社長は社員を鼓舞した。

 永年勤続者として勤続15年1名、10年5名を表彰するとともに、15年〜20年の3名を社長賞として表彰。記念撮影の後、祝宴に移った。