日新製菓、宇都宮餃子会が味わいを監修

 「ふくべ煎」「ねぎみそ煎」で知られる日新製菓(宇都宮市・横田義博社長)は、『焼餃子せんべい』を10月5日から栃木県内を中心に順次発売を開始した。

 『焼餃子せんべい』(写真)は、協同組合宇都宮餃子会の監修のもと、ご当地グルメの宇都宮餃子の味を、せんべいで表現すべく工夫を凝らしたもの。その甲斐あって、パッケージに宇都宮餃子会承認商標の折紙も付いた。 

まさに餃子の味を知り尽くした宇都宮市民も納得の味に仕上がっている。一方、2021年の総務省統計局のデータで、宇都宮市の米菓消費量が全国1位となっており、同市を象徴する食べ物同士のコラボでもある。

 『焼餃子せんべい』は、まず先口にラー油の香りが漂い、生地のほぐれにともない、餃子の濃厚な味わいが口いっぱいに広がって、後味に程よい辛みが残る作りだ。お茶請けや酒のつまみとしても、後を引く美味しさ。この味わいを実現するために、原材料にもトコトンこだわった。生地は栃木県産のうるち米を100%使用。餃子の味わいのカギとなるにんにくと生姜は、パウダーではなく、それぞれおろしたものを用いている。

 サイズは、餃子の型に焼かれた小ぶり中丸サイズを2分した一口サイズ。薄い食感が、全体の味の調和に一役買っている。一口サイズながら、一枚ずつ個包装されており、餃子の風味を飛ばさない工夫もなされている。14枚、参考小売価格270円・税別。