ミニチュロスが1000万本突破
日清製粉グループの一角を担う同社。今秋は持続力・成長力・競争力の強化をテーマに、秋季製品の開発方針として「本格」「簡便」「健康」「環境」を基本とする。
製品施策の重点テーマは、業務用市場の「人手不足」を解決する新製品、「2024年問題」の解決につながる新たな取り組み、顧客の困りごとを解決する「新たな価値の創造」、プレミアムブランド「青の洞窟の進化」の4点を掲げた。新製品およびリニューアル品は、家庭用41品・業務用5品の計46品を上市した。
人手不足解決型製品の『自然解凍ミニパンケーキ』は、自然解凍(常温約30分、冷蔵約50分)でもちもち食感を保ち、スイーツや軽食にもアレンジ可能。企業としては、トレイ・フォーク付き冷凍パスタを手軽に食べられる「マ・マー 冷凍自販機導入応援プラン」を提案。現在、DNPの工場や早大付属高校寮などに設置している。
家庭用製品では、冷凍おやつ・デザート(スイーツ)市場規模が右肩上がりで堅調に推移・定着(2022年度=391億円)。昨秋発売の『Smart Table ミニチュロス』シリーズは、子供やファミリーの好評を受け、1年弱で累計販売本数1000万本を達成した。
そのシリーズから、今年3月1日の新フレーバー「いちご」に続き、8月1日は人気の「チョコソース入り」と「カスタードソース入り」をリニューアルし、「北海道産小豆のこしあん入り」(132g、OP、写真)を新発売して4品体制となった。パッケージには“アイスと一緒に!”というタイアップ画像の表示で、新たな需要の創出につなげる。