ぼんち、こだわり派の気分に合わせて!

 『ぼんち揚』や『味かるた』など、揚げ米菓主力のぼんちが、おつまみ需要向けの『乾杯の逸品ちりめん山椒煎餅』(写真、141g=6パック、希望小売価格288円・税別)を、8月28日に発売した。

 『ちりめん山椒煎餅』は横型で、柿ピーなどおつまみ米菓定番の形態だが、分包の中身が変わっている。通常、おつまみ米菓といえば、柿の種やあられ、豆菓子など種々のお菓子の混菓が主体。しかし、本品の6分包は、揚げせんとピーナッツがそれぞれ3袋ずつ入っている。単品で食べたり、混ぜて食べたりと、その日の気分に合わせて〝組み合わせ〟ができるところが特徴だ。

〝乾杯の逸品〟と謳っているように『ちりめん山椒煎餅』は、同社ならではのこだわり製品で、お値段はお手頃価格をちょっと越えた設定だ。

本品の揚げせんは、人気シリーズ『海鮮揚煎』の『おじゃこ揚げせん』と同様、瀬戸内海産のおじゃこを、ふんだんに練り込んだ細長い形状。しっかりとした歯応えがあり、噛むほどに、コクと旨みの強い醤油で甘辛く仕上げたタレの旨みと、ピリッとした痺れをもたらす山椒の刺激が相乗し、つい手が伸びる作りだ。

味付けはおつまみを想定しているので、やや強め。それを塩であっさり味付したピーナッツで、中和させながら、飽きずにゆっくり〝家飲み〟が楽しめる製品である。