『ピュレグミ』夏季限定フレーバー
『健康のど飴』シリーズ強化
市場全体が軒並み好調なグミでは、昨年20周年を迎えた『ピュレグミ』が同社の主力。グミブランドNo.1になったことを追い風に、引き続き取り組みを強化する。発売当初からF1層(20歳から34歳の女性)がターゲットだが、その上の世代には『ピュレグミプレミアム』、下の世代には『ピュレリング』を展開し、幅広い層にアピールしている。
本物の果実のような贅沢な美味しさが楽しめる『ピュレグミプレミアム』では、夏季限定フレーバー「アルフォンソマンゴー」「ゴールドキウイスパークリング」を5月に発売し、売行き好調だ。
また、夏季限定の『ピュレグミ夏色パインソーダ』(写真上)を6月13日に発売したばかり。パッケージは夏のシーンを切り取った5種類。ひと夏の恋をストーリー仕立てにしており、感度が高い世代に向けて、新しいユーザーの獲得を目指す。
今年10周年の『カンデミーナ』は、市場として好調なハードグミに向けて、下期以降積極的に展開。『マロッシュ』はグレープソーダ味を休売していたが、6月から販売を再開。ヨーグルトソーダ味、みかんソーダ味を加えた3フレーバーで、再加速を図る。
飴は、『健康のど飴』シリーズを強化。「たたかうマヌカハニー」「梅」「檸檬ハーブ」(写真中)のラインアップで、オシャレなパッケージは若者だけでなく、従来の購買層からも好評だ。夏には新フレーバーをコンパクトサイズで出す予定。需要が落ち込みがちな暑い季節にテコ入れを図り、秋以降も攻勢をかけていく。
Z世代向けの『透明なハートで生きたい』は反響が大きく、美味しいだけでなくコミュニケーションツールとしても買われており、販売計画を2日で達成したという。
『塩カンロ飴』(写真下)は、今年も「熱中症予防声かけプロジェクト」に参画、パッケージに同プロジェクトのマークを掲載し、熱中症予防を啓蒙している。