遊び心でお菓子の新たな価値を創出
今夏は、新型コロナウイルス前のような日常生活が戻り、経済活動の回復に期待を寄せる同社。これまで『プチ』シリーズは、毎年6月24日を「プチクマの日」として展開してきたが、今年はお祭り気分を楽しめる夏季限定4品(写真上)を発売する。連動したTVCMの投下による積極的なプロモーションを展開するほか、店頭でも夏祭りを楽しめるような売り場づくりを提案する。
また昨年に引き続き、塩を使ったさっぱりとした味わいの『夏トリュフ塩バニラ味』と『アルフォート塩バニラ』も発売する。
デザートのカテゴリーでは、混ぜ合わせると味が変わる『味変クイズゼリー』(写真下)を発売。上層のフルーツゼリーと下層の味を変えるゼリーの2層で構成され、上下を混ぜ合わせることで1つのカップゼリーで異なる味わいになるユニークなお菓子だ。「遊び心と共に、お菓子の新たな価値の創出にも取り組みたい」と担当者は話す。
“お菓子アイス”では、『ルマンド』とアイスの2つの美味しさが詰まった『ルマンドアイスコールドブリューコーヒー』を発売。すっきりとしたコーヒーの味わいを『ルマンド』と共に楽しめる。
「コロナ前の日常が戻ることで、CVSにある『アルフォートミニチョコレート』や『フェットチーネグミ』のようなパーソナルユースの製品や、バータイプ製品の需要が高まることを期待している」と担当者。
今後はインバウンド需要の回復を見込み、『アルフォート』や『ルマンド』など、主力ブランドの強化を図る。