ベイクPR特集2023 ブルボン

価値と価格の調和めざす

 原材料やエネルギーコスト高騰の影響が日常生活にも及び、消費者の節約志向が進む昨今の状況に対し、ビスケットNo.1メーカーの同社は価格改定や内容量の変更を検討しつつも、コスト増を吸収する効率化の取り組みを進める。

 その上で、「消費者から求められる品質・価値が調和したバラエティ豊かな製品づくりをめざす。美味しさを基本に、健康志向や環境負荷軽減などのニーズに応える付加価値の高い製品開発に、機敏かつ柔軟に継続して取り組んでいく」と同社広報管理課は話す。

 そうしたなか、原料にこだわった『贅沢ルマンド』シリーズでは、バターとキャラメルのコク深い味わいの『贅沢ルマンドバタースコッチキャラメル』や、北海道産バターをたっぷり練り込んだラングドシャークッキー『贅沢ラングロール』をリリース。

 これに加えて、濃厚な抹茶がクレープとクリームのダブルで香る『贅沢ルマンド宇治抹茶味』(9本、OP)を4月4日に発売し、「贅沢」ブランドの認知向上を図る。

 また、求めやすい価格帯で評価を得ているロングセラーの箱入りビスケットシリーズに、『塩キャラメルクッキー』(9枚、OP、写真)を投入(2月21日発売)。ブランドの活性化を図るとともに、昨今のニーズに応える。

 

 

 

 さらに季節限定品として、ミルク感溢れるパウダーケーキ『ミルネージュ』をはじめ、プラスチック使用量削減の一環として外装の大部分を紙で構成した『4種のひとくちスイーツ』、温めても美味しい『とろけるショコラケーキ』を発売するとともに、映画とタイアップしたキャンペーンを『濃厚チョコブラウニー』シリーズで実施するなど、多角的に製品力強化を図る。

 このほかファミリーサイズ製品群や『チョコあ~んぱん』シリーズ、『ロアンヌ』シリーズなどが順調に推移している。