ロッテは、『DO Cacao chocolate』(10粒入、2160円・税込、写真上)を、1月12日から公式オンラインモールのほか、LOTTE DO Cacao STORE、ロッテシティホテル錦糸町にて数量限定で発売。
「LOTTE DO Cacao PROJECT」から誕生した同品は、同社のこだわりが詰まったチョコレート。昨年1月に次ぐ第二弾となる今年は、「品種によるカカオの可能性」がテーマだ。
同品には2種がアソートされており、使用している品種数の違いからパプアニューギニア産のカカオの個性が楽しめる。
同社初となる単一品種(カカオマス中)チョコレートを使った〈Single〉は、上質な酸味とほどよい苦みの後、カカオ感が感じられる。複数品種を用いた〈Mix〉は、南国の熟した果実を連想させる酸味と、すっきりとしたカカオの香りが口の中に広がる。どちらも、カカオ66%配合。スムーズな口どけや香りの広がりが感じられるよう、宝石の原石を思わせるドーム状の形状にこだわった。
1月11日にLOTTE DO Cacao STORE(都内渋谷区)で開催されたメディア向け先行試食会では、2015年からカカオの可能性を最大限広げる取り組みとして始まったプロジェクトの経緯や、カカオサイクルについて、マーケティング本部ブランド戦略部の福田貴司氏から説明。
続いて開発を担当した中央研究所チョコ・ビス研究部の五十嵐拓磨氏(写真左う)から、ゼロからカカオ研究農園づくりに携わり、現地の人たちと一緒に200以上の試験を実施した同社の取組みを紹介。
特にチョコレートアロマの要となる発酵は、オリジナルの木箱を使った低温キープ発酵により、これまでにないチョコレートの味わいを引き出すことに成功したと説明。五十嵐氏は「現地で培った技術や経験を、他国にも広げていきたい」と力強く話した。