明治、新作アイス『ザクポップ』を発表

新作『ザクポップ』のコンセプトは「かむを楽しむカップアイス」
新作『ザクポップ』のコンセプトは「かむを楽しむカップアイス」
写真左から明治・飯野氏、シズリーナ荒井氏、しなこ氏
写真左から明治・飯野氏、シズリーナ荒井氏、しなこ氏

 明治(都内中央区、松田克也社長)は1月19日、新作アイス発表会をベクトルCスタジオ(都内港区)で開催した。ゲストは、アイス研究家・シズリーナ荒井と原宿系動画クリエイター・しなこの各氏。

 新作の『明治ザクポップ カスタードプリン味』は、「かむを楽しむカップアイス」がコンセプト。なめらか食感のカスタードアイスにカラメル味のキャンデー素材を混ぜ込んだ。インパクトのある食感や噛んだ時に感じる音が楽しめることに特徴がある。

 開発を担当した飯野修平氏(明治食品開発本部フローズン・食品開発部開発1G)が『ザクポップ』の開発背景を次のように説明する。

 「アイス市場の継続的拡大には、次代のメイン購買者である若年層の購入率拡大が不可欠と考えている。現在、嗜好品においては食感を訴求する商品が増加しており、噛み心地のよいハード系の食感がトレンドになっている。全世代比較で若年層は硬めの食感に魅力を感じる傾向がある。そこで、噛み心地がよく、アイスとも相性の良いキャンデー素材を活用する新ブランドの開発をスタートした。第1弾をカスタードプリン味としたのは、プリンの味わいは世代を問わず人気があり、そして濃厚な味は冬季と相性がよいから」。

 開発でこだわった点について飯野氏は、「第一は、卵黄を混ぜ込み、なめらかでコクのあるカスタードアイス。第二は、ふんだんに配合した、インパクトのある食感・音を楽しめるようサイズ・硬さにこだわったカラメル味キャンデー。そして第三は、カスタードアイスとカラメル味キャンデーをひとすくいに味わうことで、ほろ苦いカスタードプリンの味わいが楽しめること」と話す。

 そして、パッケージデザインでは「背景のカラーでカスタードプリンの味わいを表現」「“やみつきの飴食感!!”というコピーで食感や音をアピール」「ザクザク食感が伝悪よう、字体やイラストに鋭角なデザインを採用」するなど工夫をした、とも。

 試食パートではしなこ氏によるASMR()実演、トークセッションではシズリーナ荒井氏によるアイス研究家の視点からの質問などが行われた。

 『明治ザクポップ カスタードプリン味』は1月30日CVS限定発売。110ml・181円税込。

 ※Autonomous Sensory Meridian Response=自律感覚絶頂反応。聴覚などへの刺激によって感じる心地よい反応・感覚のこと。