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同社は1924(大正13)年11月、鈴木傳六氏が菓子製造(おこし)で創業して、間もなく98年目を迎える。「豆を究め、喜びを創る」を企業理念に、豆菓子専業メーカーとして、その生産技術をチョコレート製造にも活かし、大手メーカーが製品化しないような小さなマーケットなど、大きなトレンドにならない市場を少しでも開拓していく製品開発に力を注いでいる。
この秋冬は同社らしく、チョコレートとナッツとのコンビネーション製品を提案する。
新製品の『97g アーモンドチョコ〈ブロック〉』(写真上)は、煎りたての香ばしいアーモンドをクラッシュし、マイルドでくちどけの良いミルクチョコでブロック状に包んで仕上げた。ロングセラーの『ピーナッツチョコ〈ブロック〉』(50g/128g/190g)の姉妹品として期待がかかる。
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もう1つの新製品は、チョコレート売場ではなく、豆菓子やナッツコーナーの提案となる『80g 3種のナッツチョコ』(写真中)。ここ数年、素焼きナッツブームが続いていたが、昨年辺りから味付きナッツが伸長しているのを機に、ピーナッツ、アーモンド、クルミをビターなノンシュガーチョコで包み、糖質を抑えたこの製品に大きな期待がかかる。
そのほか、発売3年目で、大きな売上を占める製品に成長した『160g 小袋ロカボナッツチョコ』(写真下上段)は、「おいしく楽しく適正糖質」のロカボマーク入り。こちらもピーナッツ・アーモンド・クルミをノンシュガービターチョコで包んだ食物繊維含有の健康系製品で、香ばしいピーナッツをチョコレートでコーティングしたベーシックスタイルの『115g 小袋ポリッピーチョコ』(写真下下段)2品は、シェアするのに便利な小袋入りだ。
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