不二家》『ルック』新製品でミルクチョコ市場活性化へ

 今年発売60周年を迎えた『ルック』。若年層のリピートユーザーには「1粒タイプで食べやすく、友人とシェアできる」、30代から40代のロイヤルユーザーには「一箱で色々な味を楽しませてくれる唯一無二のチョコ」として認知されている。今年の秋もそれらの層に向けて、Snow Manを起用した新TVCM、デジタル広告、キャンペーンで盛り上げていく。

 新製品として、風味豊かな異なる3種類のミルクチョコレートが楽しめる『ルック(ミルクパレード)』(写真上、43g・9枚)を投入したばかり。

 ミルクフレーバーは、チョコレート市場の中で1位の人気を誇る。そこで、食べ比べできるアソートタイプで、ひと口で食べられる小粒タイプの同製品を発売することで、「ミルクチョコレート市場の活性化を図っていく」(同社)。

 同品に加え、『ルック(ア・ラ・モード)』(写真中、12粒)、『ルック(ホワイトラバーズ)』(写真下、43g・9枚)の3品をルックの新定番とし、新CMと連動したロゴ入りパッケージデザインを採用。ロゴは、“まよえルック!“えらべルック!“たのしめルック!の3種類。

 店頭では、今回のCMの世界観(キービジュアル)を全面にあしらった吊り下げ什器、トップボード、POP等で売場を盛り上げていく。

 同社では、2020年9月からSnow Manをルックブランドキャラクターに起用したことで、若年層獲得の第一歩へと繋がった。Snow Manの人気は衰えを見せることなく、まだまだ上昇中。ルックのさらなる拡大に向け、引続き起用する。

 昨今の値上げラッシュで消費者の節約意識は高まっているが、「こだわり・贅沢」志向は継続すると同社ではみている。食べると「楽しく」「癒され」「リフレッシュ」して、「ご褒美になる」お菓子が求められており、特に若年女性は、よりお菓子で気分を上げたいと考えている。同社では、こうした消費者のニーズに寄り添っていく。