『アスパラガスビスケット』55年目の挑戦 ギンビス

“美味しオモシロい”新提案

 ギンビスは、55年目を迎えるロングセラー『アスパラガスビスケット』の挑戦として、①コラボパッケージの展開②おつまみ製品の発売③含浸チョコビスケット大幅リニューアル―の3つの施策で「話題喚起」と「ブランド強化」を図っていく。

 「コラボパッケージ(食べ方提案)の展開」では、『ヌテラ(日本フェレロ)』(写真右)と『おうちスープ コーンスープ(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)』それぞれのコラボレーションパッケージを発売。

 『ヌテラ』は、ヘーゼルナッツとココアの濃厚でまったりとした味わいが特徴で、『アスパラガスビスケット』の甘味・塩味と相性が抜群。

 『おうちスープ コーンスープ』は、好みの濃さや量で楽しめるのが特徴で、濃いめに作ったスープにディップするのがおすすめだという。

 どちらも、『アスパラガス』(135g・税別170円。9月5日発売)と、『ミニアスパラガス 6P』(150g=25g×6袋・同300円。9月から順次切り替え)の2タイプを用意している。

 さらに、同ブランド史上初のおつまみ製品として、『ミニアスパラガス おつまみベーコン風味』(写真中、55g・同120円)を9月5日に発売。

 SNSでは以前から「おつまみでも食べている」という投稿が多かったことから、甘さとしょっぱさを際立たせ、おつまみに特化。鼻に抜けるベーコン風味、生地の甘みが後を引く“しょっぱ甘い味わいだ。

 『いちごチョコがしみこんだミニアスパラガス』(写真左、9月初旬発売。37g・同130円/22g・同60円)、『ホワイトチョコがしみこんだミニアスパラガス』(11月初旬発売。37g・同130円)は、シンプルなデザインで手に取りやすいパッケージにリニューアル。

 アスパラガスの購入層の多くは50代以上だが、「斬新で分かりやすいパッケージやコラボなどで喫食シーンや購入機会を増やし、認知度を上げていくことで、20代から30代にも手に取ってもらいたい」(同社)という。

 今後も“美味しオモシロい新たな食べ方やシーンを提案し、ユニークな取り組みを展開していく。

 この他にも、客層と喫食シーンを広げる新製品を続々と投入している。

 『たべっ子どうぶつ』からは3品。

 ミルク感のあるいちごチョコをしみ込ませた『いちごのたべっ子どうぶつ』は、甘味と酸味のバランスにこだわった。40g・同150円。9月26日(CVS先行9月12日)から来年2月末まで発売。

 『ミニたべっ子どうぶつアップルパイ味』は、りんごペーストとシナモン生地を練り込んで焼き上げた。40g・同140円。9月19日(CVS先行9月5日)から来年3月末まで発売。

 『たべっ子BABY』は、アレルギーに配慮した生後1歳からのビスケット。パッケージがチャック付きになった。7月25日から発売中。63g・同160円。

 『GINZA RUSK』からは2品。とちおとめを使用した本格的で豊かな風味を楽しめる『GINZA RUSK いちご』(32g・同120円、9月5日発売)と、ロレーヌ岩塩を使用した『同 塩キャラメル』(40g・同120円、9月19日発売)がそれ。来年2月末まで発売。

 『ギンザワッフル』は、オレンジベースのパッケージに一新した『ギンザワッフルキャラメル 発酵バター仕立て』を9月5日に発売。発酵バター風味と濃厚なキャラメルの甘さで、やさしく心地よい味わいだ。1枚・同120円。

 素材本来の美味しさを活かす新シリーズ『素材にありがとう』が9月5日に登場。本物の枝豆のような風味とカリッとした食感の『カリッとえだまめ』(90g=18g×5袋・同300円)、本物の枝豆そっくりの形をした『エダマメスナック』(30g・同150円)は、ノンフライ製法による体に嬉しいスナック。パッケージは、女性も手に取りやすいデザインを採用した。「おつまみとしてだけでなく、美味しいスナック菓子として家族でも楽しんでほしい」と同社。