サカリ、奄美の伝統菓子

鹿児島本土と沖縄本土のほぼ中間洋上に位置する、亜熱帯性気候の奄美大島。黒糖やトロピカルフルーツ、魚介類など魅力あふれる食材が有名だ。

サカリ(千葉県柏市、佐々木國雄社長)は、そんな奄美大島の特産品の卸販売に取り組んでいる。

島を代表する生産品である黒砂糖は、素朴で風味豊かな甘みから、お菓子の材料としても人気。

「奄美で人気のお菓子『胡麻ざた』は、戦後奄美地方の一般家庭で〝胡麻〟と〝黒砂糖〟を溶かしたものをお弁当箱などに流し込み、保存食として作られたのが始まりと言われる伝統菓子」(坂本正二顧問)と話す。

『黒胡麻ざた』(写真左)『白胡麻ざた』(写真右、共に70g、税別300円)は、無添加でミネラルが豊富、甘さを控えた一口サイズ。板状に伸ばしサクサク、パリパリの食感に仕上がる。

「黒糖の甘さとごまの香ばしさがバランスよく、ごまのプチプチ食感がクセになる」と坂本顧問。