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非常と通常の両刀づかい 三立製菓

 三立製菓の代表的な非常用備蓄食である『カンパン』は、火や水が使用できない非常時でもそのまま食べられるうえに、連食しても飽きのこない味付けが特徴だ。消化吸収にも優れ、満腹感も得られる設計である。

 わけても非常時の1食分に相当する『缶入りカンパン100g』(氷砂糖入り)と、大量パックの『ホームサイズカンパン475g』(金平糖入り、写真)は、缶内の空気を脱気するとともに、脱酸素剤を封入することにより、5年間の保存期間を実現している。

 そのほかラインアップには、袋入り(賞味期間1年)の『カンパン』と『小袋カンパン』、避難生活を余儀なくされた人々などに向けた官公庁向け備蓄食として1箱60食入りの『備蓄用カンパン』『備蓄用ビスケット』などもラインアップする。

 『カンパン』は非常食だけではなく通常食にもなる。ぬるま湯や味噌汁に2〜3分浸すことにより、柔らかく膨らみ食べやすくなる。乳幼児の離乳食としても応用できる。

 同社担当者は「時代とともにニーズが減りつつあるカテゴリーではあるものの、現在コンテンツを使ったコラボ企画を計画中だ。今後はカンパン以外の素材開発も検討していきたい」と話す。