TOKYO PACK 2022記者発表会 公益社団法人日本包装技術協会

今年10月リアル開催へ!

 公益社団法人 日本包装技術協会(都内中央区、磯崎功典代表理事=キリンホールディングス㈱)は7月21日、包装の最新情報が一堂に集まる国際包装展「TOKYO PACK 2022」の記者発表会を開いた。

 TOKYO PACK 2022実行委員会の藤田一浩実行委員長(東洋インキ㈱写真左)は、「私たちは、長引くコロナ禍での開催という難題に直面する中、会期を従来の4日間から3日間に、また従来の6ホール使用から4ホール使用にそれぞれ変更して開催することにした。コロナ禍の影響で残念ながら出展を断念した企業・団体もある。だが、逆にこの時節だからこそ新製品・新技術を展示したい、という新たな企業・団体を多数お迎えすることができた。TOKYO PACKは、海外からも主要な包装展として位置付けられており、来場者のあらゆるニーズに十二分にお応えできる内容になっている。新型コロナウイルス感染拡大の防止を徹底し、TOKYO PACK 2022という出会いの場に多くの方々が来場し、安心して会期を過ごせるよう受け入れ準備に尽力する」と挨拶した。

 日本包装技術協会の越野滋夫顧問(写真右)は、「TOKYO PACKは、東京国際包装展を1966年に第1回を開催して以来、隔年で開催し続けて今回で29回目を迎える。コロナ禍でのリアル開催は難題だが、わが国の包装産業の発展振興のため、何よりも様々な包装分野のユーザーの方々の問題解決に有効な製品ソリューションを対面交流できる形で展示する場を設けることを使命とし、諸準備を重ねてきた。わが国の包装産業の総力を結集してTOKYO PACKを開催することで、国民生活に資するイノベーションや包装流通産業界の新たなビジネスの創出と学習の機会となり、包装産業の発展に貢献できるよう努めていきたい」と述べた。

 出展社による見どころ紹介として、東洋インキ㈱、オークラロボットサプライカンパニー、富士特殊紙業㈱の各社がプレゼンテーションを行った。

 開催概要

 

【催事名】TOKYO PACK 2022

【会場】東京ビッグサイト東1〜3ホール、東6ホール。

【会期】2022年10月12(水)〜14日(金)10時〜17時。9時30分〜来場登録受付開始

【主催】公益社団法人 日本包装技術協会

【メインテーマ】新時代パッケージここに集う!〜未来のために機能進化と使命〜。

 ※推奨テーマは「包装の機械進化と環境問題に対する課題」「食品ロス、食品廃棄の削減に取り組む包装の使命」「新時代を見据えた先端技術の活用」「コロナと共存するためのパッケージ」等。

【開催規模】395社・団体1598小間(6月29日現在)。

【展示分類】包装資材・容器/包装機械/印刷・包材加工機械/食品・医薬品加工機械/検査・計量・環境関連機材/包装デザイン&コミュニケーションサービス/次世代テクノロジー、包装・物流ソリューション/PR・PRESS。

【展示企画】2022グッドパッケージング展/2022木下賞受賞作品展/CLOMAパビリオン/パッケージデザインパビリオン/東京ビジネスフロンティア/他。

【講演・セミナー】

 ▽12日・基調講演=プラスチックに係る資源循環の取り組みをはじめとした資源循環政策について(経済産業省産業技術環境局資源循環経済課・羽田由美子課長※講師変更の可能性有)/他▽12日・新時代TOKYO PACKセミナー=食品工場の生産ラインにおける最適化事例(慶應義塾大学理工学部・松川弘明教授)/他。

 ▽13日・新時代TOKYO PACKセミナー=深海プラスチック汚染の現状と海にやさしい素材の開発(国立研究開発法人海洋研究開発機構生物地球化学センター副主任研究員・磯部紀之氏)/他。

 ▽14日・新時代TOKYO PACKセミナー=海洋プラスチックごみ問題に挑む企業アライアンス(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンスCLOMA事務局・技術統括・柳田康一氏)/他。

 ▽13日〜14日・TOKYO PACKグローバルセミナー▽13日・包装4団体セミナー▽12日〜14日・出展社による最新技術セミナー(全23セッション)▽13日〜14日・パッケージデザインセミナー(全10セッション)▽14日・2022木下賞受賞フォーラム▽2022パッケージングフォーラム。

 【入場料】1000円(税込)来場登録券・Web来場事前登録は無料。※ただ今、来場事前登録を受付中!