越後製菓、名作がソフトになって復活!

 『ふんわり名人』が第二黄金期を迎えている同社から、たまり醤油で味付けを施した国産米100%の割せんべい『やわらか名作』(写真)が3月14日に発売された。

 ベースとなったのは、2010年に廃業した新野製菓の代表作だ。濃厚なたまり醤油と歯応えのある食感が特徴の大丸サイズの堅焼きせんべいで、一世を風靡。そんな本来の『名作』を知る人のみならず、幅広い層に向けて味付けはそのままに、ソフトな食感の生地で食べやすい割せんとしてリニューアルした。

 隠し味に味噌を使ったたまり醤油のタレは、ピリッとした辛みを加えることでお酒のお供にもぴったりだ。80g・NPP税抜参考小売価格210円。

 同社は2017年に経営破綻したみながわ製菓の主力製品『とうがらしの種』『わさびの種』の商標を譲り受けて再販するなど、大手流通とは違った、失われゆく新潟米菓の伝統の味を継承してきた。今回の『やわらか名作』も、そうした新潟米菓の逸品を現代風に再現したものになる。