大阪堺で唯一の大学芋専門店・芋田屋又三郎は、堺産の安納芋を使った大学芋を10月29日から発売した。
一風変わった店名は、種子島から堺に鉄炮技術を持ち帰って広めた「橘屋又三郎」にちなんだもので、種子島発祥の安納芋を堺に取り入れ、その美味しさを広めたいという想いが込められている。地域を越えて全国に大学芋の魅力を知ってもらうため、新製品の発売はクラウドファンディングで行っている。
同店の大学芋は、2度絡めの飴×クリームのようになめらかな安納芋が作り出す「ガリンッ! ネット〜リ」とした食感が特徴。低温でじっくりと揚げることで糖度40度まで引き上げた安納芋に、砂糖・醤油・出汁の甘じょっぱい飴を2度絡め、絶妙な焦がしを入れることでコクのある甘さを実現している。
従来の製品は種子島産の安納芋を使用しているが、新製品ではかなり珍しい堺産の安納芋を使用している。