阿部幸製菓、『新潟ベジにゃフル』からミネストローネ

柿の種をはじめ業務⽤⽶菓を製造する同社は、新潟野菜を使用したレトルト食品『新潟ベジにゃフル』シリーズの第5弾として、トマトと糀の食べるスープ『にいがたトマト糀ミネストローネ』(写真)を1013日に発売。

『新潟ベジにゃフル』シリーズは、「新潟の美味しい食材を日本中に広めたい!」との想いで女性中心のチームが開発したもの。近年は単身者や働く女性の増加によって市販スープの簡便化が評価され、需要も高まりつつある。またコロナ禍による在宅時間の長期化から、食生活に対する意識が変わりつつあり、健康面で発酵食品を食事に取り入れたいと考える人は調査の9割にも及ぶ。

そこで、大人の8割、子供の7割が好きな野菜だと答えているトマトに糀をプラスして、野菜を手軽に摂ることができる「食べるスープ」として『にいがたトマト糀ミネストローネ』を開発。新潟でも野菜と果物の町として知られる白根(現新潟市南区)の桃太郎トマトをベースに3種類の野菜とチーズを加え、野菜の食べごたえとチーズのコクが効いた満足感のあるスープとなっている。さらに、新潟県の醸造メーカー・山崎醸造の「塩こうじ」を使用することで、手軽に発酵食品を摂りたいという思いにも応えている。

1食あたりのカロリーは55kcal、炭水化物は9.5gと、カロリーや炭水化物が気になる人も安心して食べられる。「温めるだけで野菜と糀が摂れるので、朝食や夕食のプラス1品に、真夜中の夜食に、また気軽な贈り物や新潟のお土産として利用してほしい」と同社。142g・389円。