村岡食品工業、ネーミング変更と内容をグレードアップ

 『梅しば』で知られ、群馬の地場産品のこんにゃくを原料とした『玉こんにゃく』など、近年は新製品開発に意欲的な村岡食品工業のおつまみアソート『おちゃとも』が、9月13日から『同級生』(写真、110g、NPP=参考小売価格400円・税別)と名前を変えて順次投入される。

 近年のコロナウイルス感染症への対応で増える〝家飲み〟派。和洋の酒類を選ばず、かつ飽きの来ないおつまみやおやつのともとして、同社の代表製品4種6味を入れたアソートである。

以前は、おやつや気の置けない茶飲み友達などとの、おやつシーンをメインに想定していた5種入りだったものが、今回は6種入りに。甘いものの口直しや、外出控えなどの最近の事情から、自宅での晩酌シーンも射程に入れたブラッシュアップがなされた。

 内容は、しょうゆ味と梅しそ風味の『寒干大根ごんじり』、三陸産ワカメ使用で梅しそ風味と酸味を効かせた旨塩味の『茎わかめ』に、形がかわいい『チョロギ』、最近の新製品『梅シート』の4種6味入り。お茶やお酒、清涼飲料など、なんでも来いの和風の味わいであり、かつ幅広い世代にに向けた組み合わせだ。

 今回のブラッシュアップについて「以前の商品名ではおやつに限定される向きもあり、種類を増やしてバラエティー感を強めて、おつまみ需要へも対応できるにようにした。ネーミングは、そのままズバリを改め、豊富な味わいを、個性の違う仲間=学校の同級生への親しみを感じてもらえれば、との思いでの変更」(同社営業部)という。

 『梅しば』の同社ならではの酸味系が主体。和風の味付けは、いつになっても懐かしい幼馴染のようなホッとする味わい。