岩塚製菓、55周年のリニューアルと『大人のおつまみ』新味

 国産米100%使用にこだわる岩塚製菓のロングセラー『おこさませんべい』(2枚×8袋、NPP=参考小売価格140円前後)と、その姉妹品『がんばれ野菜家族』(51ℊ、同160円)、『同・小魚家族』(47g、同160円)が大幅にリニューアルされ、9月上旬から発売。

 ロングセラーのリニューアルに向け、同社では社内の意見徴収のほか、2017年から始めた子育て世代を応援するファンサイトで〝おこせんリニューアルプロジェクト〟を立ち上げ、ユーザー100名を対象にアンケートや座談会形式での調査をおこなった。

 その結果、大きく変わったのがデザイン。半世紀以上の歴史をもつ素朴なパッケージは、外装と個装(12種)に、動物キャラクターを大きく採用することで、カラフルで楽しく変身。また『おこせん』では、味付けの面でも試行を繰り返し、塩分をおよそ半減することに成功した。国産米100%の生地に加えるのは砂糖と塩のみというシンプルさ。安心と米本来の味わい、柔らかな食感を提供する。

ちなみに『がんばれ』の2品でも同様のデザイン変更を実施。『野菜家族』ではほうれん草、にんじん、キャベツにカルシウム。『小魚家族』では生地にシラスといわし粉にカルシウム入りで、味わいはそのままだ。

 秋の夜長のおつまみとして、8月末からおよそ2か月ほどの期間限定で販売される『大人のおつまみ』で2品。最近のチーズ人気も反映されて『同チェダーチーズ』(5袋=80g、同220円)はワインにもよく合う。また近年、秋のイベントとして定着したハロウィン向けの『ハロウィン 大人のおつまみアソート』(156g、同350円)は、『えび黒こしょう』、『エビカリ』に『チーズ味』の3味入りで、ハロウィン限定デザイン。こどもだけでなく大人のハロウィンを楽しむアイテムとして登場する。