栗山米菓、若年層向けコラボとロングセラーの夏味

 『瀬戸しお』『星たべよ』の栗山米菓が以下の、期間限定の3種5品を5月に順次発売する。

 目下、Youtubeで若年層の支持で人気急上昇中のコンテンツ「にじさんじ」(VTuber/バーチャルライバープロジェクト)とコラボした『にじさんじばかうけ ごま揚』(28g、NPP=参考小売価格130円前後・税別、以下同)を、一部CVSと一般チャネルで17日から発売する。

製品パッケージには「にじさんじ」所属のバーチャル・キャラクターの「SMC組(すめしぐみ)」が描かれた2種を用意。内容は食べやすい『小さなごま揚』で、お楽しみ要素として、オリジナルデザインのシール(10種)がランダムに封入されている。このシールは52㍉の正方形で貼って剥がせるところと、収集する楽しさがミソ。

 24日から一部CVSで先行、5月31日から一般チャネルで発売する『ヴぁかうけ』(52g、同110円前後)は、東日本大震災で被災した東北の食産業の復興を目的に創設された(一社)東の食の会とのコラボによる製品だ。同会の人気製品である国産サバを使った洋風缶詰の味わいを再現。コラボ製品は2種で『オリーブオイル漬け風味』と『レモンバジル味』。製品名はフランス語で元気ですか?を意味する「Ça Va ?」(サヴァ)と味付け素材のサバをかけ、東北岩手から日本を元気にとの思いを込めた。また本品の売上の一部を復興支援に役立てる。製品の『ばかうけ』は、白生地に国産サバ粉末を練りこみ、形状もサバをイメージして通常より細長い。

 発売以来54年を迎えるロングセラーの『渚あられ(鬼旨わさび味)』(92g、同220円前後)は月末31日にリリース。7月末頃まで販売の期間限定味だ。自然ヒビ製法による独特なザクッとした食感の生地に、安曇野産わさびの取り合せ。爽やかに突き抜ける刺激と旨みが楽しめる夏の味わいである。