浅草屋産業、これぞ大人の「愉しみ」

 チャレンジフルな豆菓子メーカーとして注目される浅草屋産業(新潟県長岡市・磯野仁社長)が、昨秋10月にブラッシュアップされた『ミルクアーモンド』シリーズに、4品目となる『チェダーチーズアーモンド』(25g、参考小売価格240円・税別)を加え、4月1日に発売した。

 同シリーズは前出の『ミルクアーモンド』のほか『抹茶アーモンド』『塩キャラメルアーモンド』の計3品で構成され、リアルな味わいがポイントだ。

同社はアーモンドへの、独自なミルクコーティングの技術で、特許を取得したことで知られるパイオニアである。その伝家の技術で、それぞれ素材の味わいを最大限に活かし、かつ香り高いアーモンドとマッチングさせたところがシリーズの差別化ポイントであった。

ミルク、抹茶、塩キャラメルの和洋それぞれの素材の上質な味わいは、まさに〝大人の味わい〟。伝統ジャンルの豆菓子に、新たな魅力と可能性を付与したものといってよい。

高級感のある横型のスタンドパックや、1粒ごとの個装という手間も〝大切に味わって〟という思いの表れである。

今回の『チェダーチーズアーモンド』は、上質なチェダ―チーズをパウダーにして、香ばしいアーモンドにふんだんにコーティング。シンプルだが、ダイレクトにチーズとアーモンドを味わう設計だ。

 甘さを加えず、まろやかで芳醇なチーズと、噛み砕くごとに立ち上がるアーモンドの香味で、おいしさの世界ができあがる。この1粒は、まさしく〝大人の愉しみ〟。ワインなどのおつまみや、小腹満たしだけでなく、親しい少人数のパーティーなどで重宝されそうだ。