岩塚製菓、ブランド米「ゆめぴりか」で3品を限定発売

 国産米100%使用にこだわる岩塚製菓では、北海道工場が稼働30周年を迎えたことから、様ざまな北海道限定製品を発売してきている。

 今回の新製品3品も、北海道エリア、12月末までの限定製品である。3品に共通するのは、東川町農協(上川郡)指定米の「ゆめぴりか」を100%使用している点だ。

 『ゆめぴりかの黒豆せんべい』(写真、10枚、NPP=参考小売価格260円・以下同)、『同・味しらべ』(32枚、同260円)、『同・塩せんべい』(76g、同260円)は、11月2日から12月末まで発売される。

 3品の生地に使われているブランド米「ゆめぴりか」の産地である東川町は、北海道のほぼ中央の旭川市の南東15キロほどに位置し、清らかな水と気候風土に恵まれた北海道屈指の米どころ。ほど良い粘りと甘味が特徴である「ゆめぴりか」ならではの、風味を味わってもらいたいと同社。

 ブランド米使用だけに価格も各260円と、すこし高めだが「ワンランク上の美味しさ。これを弊社のブランド向上に繋げていきたい」と、同社は語る。因みに岩塚製菓の「ゆめぴりか」使用は、今年で5年目。

 パッケージにも広大な東川町の田んぼの写真を、北海道の地図に重ね、北海道工場30周年のロゴを配している。原材料以上の製品はできないのだから、できるだけよい原料を使え、との創業者の信念を「米・技・心」に要約する同社ならではの、こだわりが滲む。