日本橋菓房、お酒との相性も重視し、ブランドリニューアル

 国分グループの日本橋菓房(都内中央区、森公一社長)は、ナッツ・チーズ中心のおつまみブランド『Nihonbashi Nuts Bar』を『Nihonbashi Bar』ブランドとしてリニューアルし、その中で健康素材の「ナッツ」に注目したヘルシーなおつまみ『Nihonbashi Bar Nuts』9品を9月4日に発売した。

 従来は、女性をメインターゲットとした「お洒落なおつまみ」がブランドコンセプトだった。しかし現在、ブランドを拡充し、男女を問わずヘルシーかつ美味しさを訴求するべく、「健康おつまみ」へと刷新している。2020年3月発売の『Nihonbashi Bar Beans』5品に続き、『Nihonbashi Bar Nuts』9品(写真)を新発売。将来的には「ナッツ」「ビーンズ」「プレミアム」の3シリーズで各10品、計30品のラインナップを目指す。

 ナッツの健康性をただ謳うのではなく、お酒のおつまみという食シーンを想定し、「モノ」ではなく「コト」売りを軸にして展開。健康訴求としては、第一に、(一社)食・楽・健康協会認定の「ロカボ」マークで低糖質をアピール。カロリーを気にせず、たんぱく質等を積極的にサポートする。

パッケージは、ポップで好感度の高いデザインに変更し、糖質・食物繊維・たんぱく質の数値も見やすく表示。袋を立ててそのまま食べられるスタンドパックで、食べきりサイズだ。

お酒とのペアリング提案として、一緒に飲んでマッチするお酒をアイコン表示したのも特長の一つ。ブランド全体を通じ、健康的にお酒を楽しめるよう、家飲み需要にアプローチする。同時に酒売り場でも提案していく。

今回の新製品は次の9品。

Nihonbashi Bar Nutsチーズ・マカデミア&シーザークルトン』は、マカデミアナッツ、サクサクのフリーズドライチーズ、酸味のきいたチーズとパセリをかけたクルトンをミックス。

Nihonbashi Bar Nutsチーズ&ミックスナッツ』は、素焼きのアーモンド・カシューナッツ・くるみ、サクサクのフリーズドライチーズをミックス。

Nihonbashi Bar Nutsアーモンド・カシューナッツ&チーズクルトン』は、香ばしいアーモンドとカシューナッツ、クリーミーなチーズ味の軽やかな食感のチーズクルトンをミックス。

Nihonbashi Bar Nutsチーズ&カシューナッツ黒胡椒味』は、フリーズドライしたサクサクのチーズと、ピリッとスパイシーなブラックペッパーで味付けしたカシューナッツをミックス。

Nihonbashi Bar Nutsチーズ&カシューナッツわさび醤油味』は、フリーズドライしたさくさくのチーズと、ツンとしたわさび醤油で味付けをしたカシューナッツをミックス。

 『Nihonbashi Bar Nutsアーモンド・ヘーゼルナッツ&チーズミックス』は、素焼きしたアーモンド、ヘーゼルナッツ、2種類の食感の違うフリーズドライチーズとチーズクルトンをミックス。

Nihonbashi Bar Nuts燻製ミックスナッツ(食塩不使用)』は、素焼きのアーモンドとカシューナッツを国産桜チップ100%使用でじっくり燻製にし、香ばしく深みのある味に仕上げた。

Nihonbashi Bar Nuts燻製アーモンドと焼チーズ』は、国産桜チップでアーモンドをじっくりと強めに燻製。スモークの香りと口に広がる香ばしさを楽しめる。

Nihonbashi Bar Nuts燻製カシューナッツと焼チーズ』は、国産桜チップでカシューナッツをじっくりと強めに燻製。

 また同社は、『おつまみ居酒屋』シリーズ全50種類が入った豪華パック『おつまみ千両箱』(税抜5000円)を限定100セットで販売予定。SNS映えやパーティなどの需要にアプローチする。

 「今後も国分グループの強みを最大限に活かし、様々な楽しみ方を提案していく」(同社)。