【SDGs PR】コオロギは低脂質・高タンパク質食品 アールオーエヌ

アールオーエヌ「食用コオロギパウダー」
アールオーエヌ「食用コオロギパウダー」

 

 【質問】

①貴社の製品で、今回イチ押しの注力製品を挙げて下さい。

②その製品の主な特長は?

③またその商品は、特にどのようなお菓子や食品のカテゴリーにアピールしていきたいですか。

④今後、どのようなトレンドに注目し、どのような製品提案を目指しますか。

⑤アフターコロナ。今後どのように開発の影響がありそうですか。また、顧客に対してどのような提案の変化がありそうですか。

 

【回答】

 ①SDGs対応食材として、欧米で話題の食用昆虫原料の中でも、ヨーロッパでの活用が多い「食用コオロギ」になり、パウダー、姿(脚あり・脚なし)にて提供が可能。多くの食用昆虫原料を扱っているが、一番問合せの多い原料がコオロギとなる。

 また、その中でもヨーロッパや東南アジアで実績があり、癖も少なく小型で食べやすいヨーロッパイエコオロギ(学名=Acheta Domesticus)が人気。

 ②衛生的=製造はヨーロッパへの厳しい輸出基準をクリアした衛生的な工場で生産されている。GMP、HACCP、BRC(GradeA)の基準を満たす。

 また、加工だけでなく養殖施設においてもGAP認証を受けて養殖し、雑食性のコオロギにも100%植物性飼料にて飼育。世界でも食用昆虫としては最高水準の衛生基準を保っている。

 低脂肪=パウダーは脱脂処理され、低脂質・高タンパク食品に適した原料となる。

 賞味期限=最長製造法により、2年間まで賞味期限が対応可能で、在庫リスクの軽減が可能。

 加工=姿は脚あり、脚なし、パウダーは200メッシュまで対応可能と、柔軟に製品に合わせ仕様を選択が可能。

 製造量=月産数㌧に対応が可能(事前調整にて数十㌧まで拡大可能)。

 ③とにかく、使用するだけで商品力、インパクト、SNS拡散力が上がる原料なので、インパクトを求めたい食材、話題性を作りたい製品、他社と差別化させたい製品などに効果的。

 また、昆虫食は食育、教育分野でも見直されてきており、子供向け製品としておすすめ(虫に抵抗がなく、虫好きの割合が多いのも子供)。

 ④コオロギが注目されているが、その他にもいろいろな食用昆虫を取り扱っており、栄養成分や味も千差万別。他社で取り扱っていない食用昆虫を使用することで、PR力の高い世界初の製品をたくさん作ることが可能。

 ⑤無印良品『コオロギせんべい』発売により、大手食品メーカーから問い合わせが急増している状態。

 また、アフターコロナとして、自己免疫を高めるためにも健康志向が高まると予想されており、高栄養価の昆虫原料は栄養成分を強調していくことにより、もっとユーザーからの反応が良いものになっていくと思われる。