岩塚製菓、夏味と「注目」の素材系

 国産米100%使用にこだわる同社では、7月以降の盛夏向けのうるち製品4品を発売する。

 6月29日発売の『味しらべ 塩レモン味』(写真、28枚、参考小売価格220円・税込)は、ロングセラーの夏季限定アイテムだ。瀬戸内産レモンを使用し、隠し味のハチミツで、ほんのりとして爽やかな塩とレモンの風味が楽しめる。口どけの良さで大人からこども迄、幅広い世代に愛される看板製品の、夏に相応しいバージョンだ。

 同じく29日発売のおつまみの定番『大人のおつまみアソート』(157g、同350円)は、オリジナルの『えび黒こしょう』(3袋)、『えびカリ』(2袋)に、夏場に嬉しい『梅わさび』(2袋)の個装3種を詰合せた期間限定品。パッケージは黒を基調に、金色をふんだんに使用した贅沢感が漂う〝大人〟アイテムというデザイン。冷たいビールや、清涼飲料との相性がよい味の取り合わせである。また、このアソートの〝梅わさび〟は、独立した『大人のおつまみ 梅わさび』(4袋90g、同220円)として、期間限定で29日に発売される。紀州産南高梅のパウダーと、安曇野産わさびのパウダーを使用し、夏場ならではのさっぱりした酸味と刺激を加味したアイテム。またフック対応の食べきりサイズ(53g、同120円)も用意した。

 7月6日発売の『岩塚のえんどう豆せんべい』(10枚、同220円)は、近年の健康志向の高まりで、人気が高まっているエンドウ豆にフォーカスしたせんべい。同社の主力ブランド『黒豆せんべい』や『もち麦とごませんべい』など、素材系アイテムが、コロナ禍のなかの巣籠消費で、クローズアップされていることもあり、期待される新製品である。

 本品は国産米100%の生地に、粗く砕いたエンドウ豆が練りこんである。味付けは同社ならではのシンプルで、上品な塩味。噛むほどにお米とエンドウ豆の甘味と旨みが、口内で拡がり相乗し、さっぱりと飽きずに食べ続けられる仕上げだ。