岩塚製菓、「普通の新製品」最高の原料で製品化

北海道工場が稼働30周年を迎えた岩塚製菓では、北海道のブランド米ゆめぴりかの品評会「ゆめぴりかコンテスト2019」で、東川町農協が最高金賞を受賞したことを記念し、東川町産ゆめぴりか100%使用の2品を期間限定で販売した。

同社と東川農協とは原料米調達で数年前から縁がある。今回の2品は『ゆめぴりかの黒豆せんべい』(写真、10枚、NPP=参考小売価格260円前後)と『同・味しらべ』(32枚、同260円前後)で、5月末頃までの期間発売する。

因みに、一昨年の『味しらべ』発売40周年でも東川町産のゆめぴりかを使って『味しらべ』を発売している。

 東川町は北海道のほぼ中央、旭川市の東南に位置する。北海道でも屈指の米どころであり、きれいな水と豊かな自然環境に恵まれている。東川町産の「ゆめぴりか」は、ほどのよい粘りと甘味が特徴だ。近年、岩塚製菓では新潟県産の「コシヒカリ」や「新之助」を始め、ブランド米を使用して米菓の価値向上に努めている。「米」「技」「心」のキーワードとする「お米のおいしさ創造企業」の姿勢を示す製品だ。