井村屋、エシカル消費を意識した冷菓

 『オーガニックあずきバー』を3月2日に発売。人や社会、地球環境、地域に配慮したエシカル消費を意識するコンシューマー向けに、同社ロングセラー製品『あずきバー』の原料を、有機砂糖と有機小豆に替えた新製品だ。2018年4月に、販売先を限定して発売した『BOXオーガニックあずきバー』(写真)が大変好評となり、手軽に1本から味わえるよう、今回の運びとなった。

 同じく3月2日発売の『BOXやわもちアイス(抹茶わらびもち)』。2012年以来好評の『やわもちアイス』シリーズは現在、定番のカップ、最中に加え、ミニカップ4つ入りのマルチタイプを展開している。本製品は、人気の和菓子「わらびもち」に宇治抹茶と京きなこのパウダーを組み合わせた季節限定フレーバーのマルチタイプ。抹茶わらびもちとともに、黒糖の風味豊かな黒みつソースと、うま味と渋みが味わえる二種類の宇治抹茶をブレンドしたアイスが楽しめる。

 『ベイクド・デリ 野菜と果物のまろやかポークカレーパン』『ベイクド・デリ とろ~りつぶつぶコーンポタージュパン』を3月16日に発売。冷凍パン市場は利便性・ストック性から近年成長しつつある。『ベイクド・デリ』シリーズは、肉まん・あんまんで培った「包む」「発酵」「蒸す」技術に「焼く」を融合させた新感覚の冷凍パン。『野菜と果物のまろやかポークカレーパン』は、北海道産の野菜、果物、はちみつを使用したまろやかさと、甘口ながらも15種類のスパイスで大人も満足できる味。『とろ~りつぶつぶコーンポタージュパン』は、北海道産スイートコーンのつぶつぶ感と甘さに加え、北海道産の生クリームとバターで濃厚な味わいを楽しめる。

 『Choco-an プレーン』と『Choco-an 抹茶』を3月23日に発売。年々増加傾向にある訪日外国人向けのお土産や滞在中のおやつとして、外国人に馴染みのあるチョコレートに日本らしさを融合。まるでチョコレートのような羊羹として開発された。ワンハンドで押し出せる同社独自の包材で、パッケージでも食べ方をわかりやすく図で説明。『プレーン』は、ガーナ産カカオ原料と北海道産生クリームを使用し、チョコレートの風味と生クリームのまろやかさが特徴。『抹茶』は、京都府産宇治抹茶とココアバターを使用し、抹茶の風味をしっかりと感じられるチョコレートのような味わい。