お菓子のシアワセドー、主力製品をリニューアル

 長野県飯田市の半生菓子メーカー、お菓子のシアワセドー(木下龍亮社長)では、4月の新食品表示法の完全施行に合わせ、3月末の出荷分から主力製品のリニューアルを実施した。同社の近年のヒット製品『カップケーキ』シリーズ5品と『三色もなか』(写真)だ。

 カップケーキは紙製のカップで焼き上げたスポンジケーキで、ベーシックの『牛乳』や『ヨーグルト』のほか、最近では『黒糖』『紅茶』『メープル』の新味も加わり、5品体制で主翼を担うアイテムである。

シンプルながら、国産鶏卵をタップリ使用し、しっとりとした食感。上品でほのかな甘さで食べ飽きないところが他社の追随を許さない特徴だ。

今回のリニューアルでは、従来は8個入と10個入りの2タイプを、10個入りのみにした。パッケージでは、裏面に従来からの原材料名に加え、義務化された栄養成分表が入り、表面のデザインも大きく変えた。上部半分に製品ロゴと素材と製品のシズル写真が大きく入る。下部の3分の1程度の小さな窓から製品の顔が見える。個装10個、参考小売価格350円前後(税別)。

 また、アソートの『三色もなか』(従来より10g増え個装紙込み240g、330円・前同)は、合成着色料・保存料不使用。『餅入り雪見もなか』『月見草最中』『花摘み最中』の和風3様の味わいが楽しめる。すべて国内製造の生あん使用。最中種はもち粉主体。香ばしさを生かした一口サイズだ。前出のカップケーキと同様4月から店頭へ。