ヒトツブカンロ、新宿に直営店初の路面店

 カンロは、直営店初の路面店として、新宿ミロードモザイク通り(都内新宿区)に「ヒトツブカンロ ポップアップストア」を2月20日〜5月31日に期間限定で出店。それに先駆け、メディア先行内覧会を2月19日に開催した。

 ヒトツブカンロは、東京GRANSTA店、大阪LUCUA1100店の2店舗で展開しており、これまでにも商業施設などでのポップアップ出店はしていたが、路面店でのオープンは初めて。コンセプトは「美味しい ときめき」。解放感溢れる雰囲気で、内装にはヒトツブカンロで人気No.1の『グミッツェル』をふんだんに使っている。

「お菓子は美味しいだけでなく、見た目や色が可愛いなど、女性の心を掴む物がロングセラーになっている。ヒトツブカンロを長く愛されるお店にしていきたいと考えた時に、普遍的な乙女心を掴む物を散りばめていこうと思った」と、コーポレートコミュニケーション本部長の内山妙子執行役員は話す。

 店内は、『グミッツェル』を中心に中身がよく見えるディスプレイを施し、飴やグミの可愛らしさや透明感、カラフルさを前面に押し出している。製品の周りにはビー玉やビーズを飾り付け、心の奥にある「ときめき」と選ぶ「ワクワク」を呼び起こすような素敵な空間を目指している。

 また、昨今話題となっている「ASMR(音を聞いて楽しむ動画)」を『グミッツェル』咀嚼音で体感できる同店限定ブースを用意。『グミッツェル』を食べる時の音がASMRで投稿された昨秋あたりから、売上が急激に伸びているという。ブースでは、設置されたヘッドホンを付けて『グミッツェル』を食べ、その咀嚼音がヘッドホンを通じて聞こえるだけでなく、自分のスマホに録音することもできる。

 『グミッツェル』は、6個・12個・30個入りだけでなく、同店限定で1個ずつのバラでも販売(税込140円)。また、『グミッツェル』の新ラインアップとして、封筒型の可愛らしいパッケージに入った、リング、さくら、クローバー、ハートの形をした『グリーティンググミッツェル』4品(約1033g・同540円)と、缶入りの『リングのグミッツェル缶』(約1033g・同650円)を3月中旬から販売する。

 この他、『ピュレショコラティエ』(同580円)や『フルーティーアロマのど飴』(同400円)なども販売。

 今回の路面店のオープンを機に、「『グミッツェル』をもっと強く大きくしていく方向で脱アンテナショップを目指し、ヒトツブカンロをドル箱事業にしていきたい」(内山執行役員)と意気込む。