久保田製菓、独自の包餡技術で

 第27回菓子博・三重の名誉総裁賞を受賞した『みたらし餅』で知られる久保田製菓(長野県飯田市)は、独自の3重包餡技術で生み出すひと口サイズの大福が看板で、そのバリエーションの多彩さで知られる。

 伝統的な和風味から、最近では、若い世代のニーズや好みを取り入れ、斬新な取り組みも高く評価されている。

 今年の新製品は3品。『もちもち梅小餅』(写真、9個、参考小売価格220円・税別、以下同)は、紀州産果汁の梅ジャムを、マシュマロと牛皮餅で包んだ同社の『もちもち』シリーズの1品だ。昨年発売した同シリーズの『ラムネ餅』も好調。爽やかな梅味で春夏需要を狙うスタンドパック採用の自信作だ。2品目は趣を変えた『プチジュレ フルーツ大福』(126g、220円)。スタンドパックを採用し、つぶつぶ食感のイチゴ、ブドウ、レモンの3味のジャムを小さな大福にしたアソート。フルーツ王国長野ならではの発想。

 3品目は近年のヒット作『あんころ餅』のアレンジ『小倉あんころCoffe』(169g、同330円)。牛皮餅をセンターにして、表面をあんこで包むオーソドックスな形だが、本品は、牛皮餅に替えて、コーヒークリームをセンターにしたところが斬新。小倉あんの甘味とコーヒーの苦みが、不思議とマッチングして、まさに〝絶妙〟な味わいである。