メリーチョコレートカムパニー、2020年VD製品を発表

 メリーチョコレートカムパニーは、2020年バレンタイン新商品発表会を銀座HandShake Lounge(都内中央区)で1月16日に開催、百貨店・量販店などで展開する限定製品として、11ブランド・12カテゴリーを発表した。

 大石茂之トップショコラティエとメリーの海外戦略ブランド『トーキョーチョコレート』からは、東京の空を映す水面を表現した『みなも』や『プレミアムセレクションボックス』、大石トップショコラティエが監修した国産素材にこだわった『奏−KANADE−』(

写真)を展開。

 また、レトロポップなイラストにカラフルな生チョコレートを合わせた新ブランド『メリーズパーラー』をはじめ、SNS上で根強い人気を持つ戦国武将をフィーチャーしたブランド『TSUWAMONO』に、今年は明智光秀をモチーフにしたアソートボックスが登場する。

 この他、『GRACIOUS』『THE STYLE』『Le Petit Prince』『マ プティット ミネット』『MOOMIN×Mary’s』『JAPON』『ルル メリー』のブランドから発売する。

大石トップショコラティエは、サロン・デュ・ショコラ パリ2019で「世界の優れたショコラティエ100」に選出され、「レ メイヤー  メイヤーアワード(最高のショコラティエ賞)」を受賞している。発表会では、その大石ショコラティエの実演も交えながら、新製品を説明した。

小屋松儀晃社長は、VD市場について、「女性へ渡す機会が増え、気軽なプレゼントの機会として定着している。時代の流れとともに個性や価値観、好みが多様化してきた」と分析。そうした多種多様なニーズに合わせ、「今年は〝一人一人の想い美しく咲く。〟をテーマに、個性豊かなブランドを揃えた」と胸を張る。