第24回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム

 日本チョコレート・ココア協会は9月13日、経団連会館(都内千代田区)2階の国際会議場(ゴールデンルーム)において、「第24回チョコレート・ココア国際栄養シンポジウム」(主催=日本チョコレート・ココア協会、後援=農林水産省)を開催。チョコレートメーカー、原料メーカー、卸・商社など全国から関係者500名以上を集め、日本とスペインの大学教授がそれぞれ講演を行った。

 セッションⅠでは、「震災の体験と分子調理からみたチョコレートの可能性」と題し、宮城大学食産業学群・石川伸一教授が講演。「ココア主要成分テオブロミンの新たな生理作用」と題し、早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科・中尾洋一教授が講演。

 セッションⅡでは、「心血管リスクの高い集団における高カカオチョコレートの健康効果」と題し、スペインのサラマンカ大学看護・理学療法学部・ホセ イグナシオ レシオ ロドリゲス教授が特別講演。

 セッションⅢでは、日本チョコレート・ココア協会の原田英明専務理事が、カカオ豆に関する専門機関の紹介やチョコレート・ココアの取組などを説明。