小川香料、大分県と香りに関する連携協定締結

小川香料は、大分県と「香りに関する連携協定」を、大分県佐伯市と「研究所設置協定」をそれぞれ8月23日付で締結した。

「香りに関する連携協定」では、同社はカボス、ユズをはじめとする大分県産農産物を利用した天然香料(精油)及び香りにこだわった食品(水、エキス)の販売を促進していく。

  「研究所設置協定」では、大分県の農産物を利用した香りの研究開発を推進。2024年には大分県産のレモン天然香料の販売をスタートする。「大分県産農産品から香料を作り最終消費財が流通することで、それぞれの農産品の知名度が上がり観光客の誘客などに結びつき、地方経済の活性化に貢献できる」と同社は期待する。

 今後、同社は国産和柑橘を利用した天然香料、食品の開発に注力していく。シークヮーサー、スダチについても日本の農業関係者と連携し、2020年から天然香料、食品の販売をスタートする。

 「和柑橘や和素材を利用した天然香料、食品の開発を推進する事で日本の素晴らしさを世界に発信していく」と同社。