足掛け4年!近代化工事で生まれ変わった水原工場を見る  亀田製菓

 創業地の元町工場(新潟市江南区)に次いで、1971(昭和46)年に完成した水原工場(現・阿賀野市)は、量産工場の嚆矢。ロングセラーの『ハッピーターン』や、堅焼の『手塩屋』、『ソフトサラダ』などうるち系製品をメインに生産する主力工場の一つ。敷地は東京ドームとほぼ同程度。4万5千余㎡の敷地に威容を誇る水原工場だが、建設から40年を過ぎて、耐震性や老朽の支障が出てきていた。リニューアルの準備が始まったのは4年前の2015年5月。1年の準備期間を経て、24時間操業を続けながら、3年を掛けたリニューアル工事が、今年の5月に完成した。

=水原工場の概要= 所在地・新潟県阿賀野市、敷地・45,136㎡、工場建坪・37,000㎡(2階建ての総床面積は敷地とほぼ同程度)、従業員数・426名(正社員68%、再雇用15%、パートナー社員9%、パート社員8%、平均年齢45.5歳)、操業形態・3交代、24時間操業、認証登録・FSSC22000、ISO14001取得、生産品目・うるち系=『ハッピーターン』『手塩屋』『ソフトサラダ』を主体に、餅系=『海老のりあられ』『通のえだ豆』『将角』『サラダホープ』や、季節の味変え製品を生産(生産量は年間180億円相当)

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