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9月4日から浅草でクリスマスおもちゃ見本市

昨年の会場風景
昨年の会場風景

 クリスマスおもちゃ見本市実行委員会(会長、山縣常浩・山懸商店会長)は毎年恒例の「クリスマスおもちゃ見本市2019」を9月4日と5日の2日間にわたり、東京都立産業貿易センター台東館で開催する。この見本市は1981年(昭和56年)に第1回を開催して以来、今回で39回目を迎える。クリスマス商戦は玩具業界にとっていまも最大の需要期。事実、12月とその後の正月商戦は、年間売上の約40%を占めており、俄然力が入る。

 見本市の特徴は「ビジネスに直結した実のある商談会」であることだ。クリスマス商戦に向けて、その場での商談の成果により、販売サイドは品揃えや発注に関する決断を行い、メーカー各社は商品生産計画の最終的な詰めを行う。まさにクリスマス商戦の本格スタートを告げる業界恒例のイベントであり、その重みは毎年6月開催の「東京おもちゃショー」と並ぶ位置づけだ。

 会場では商戦に向けたおもちゃ重点商品を約1万点展示、メーカーから47社、流通問屋から8社が出品する。全国から問屋や小売など流通業者をはじめとした玩具業界関係者約1万名が来場する見込み。

 今年の見本市の最大の見所は年々驚異的な進化を遂げ、多彩に驚愕の度を増しているサプライズトイの展示がより充実している点だ。たとえば、『とんで!オウリー』や『リズモ』などの話題性にあふれた商品はもちろん、ユニークなペットのおもちゃも多数展示される。

 来年開催の東京五輪・パラリンピックを前に、今年は趣向を凝らしたゲームスポーツが魅力たっぷりに展示される。ロングセラー『人生ゲーム』のスポーツ版や『ボルダリングレース』に注目が集まりそうだ。教育玩具では英語とプログラミングが学べる『ワンダフルチャンネル』や『ころがスイッチドラえもん』に熱い視線が注がれるだろう。

 ハイライトコーナーはメーカーいち押しの注目新商品や重要商品を絞り込んで集中展示する見本市でいちばん力の入るコーナーだ。ジャンル別の選りすぐりの185点のおもちゃを見れば、今年の傾向が一目で分かる。

 また、こちらも毎年恒例で人気の高いコンテスト「おもちゃ屋が選んだクリスマスおもちゃ」を今年も行う。流通関係者を対象に事前実施したアンケート投票結果から、5分野で第1位から第5位と入賞商品のおもちゃを会期初日に発表する。おもちゃの「プロ」が選ぶだけあって、毎年その結果が注目されており、クリスマスプレゼントにおもちゃをと考えている親たちにとっては格好の選定材料になる。

 入場は無料だが、一般の人や子供は入れない。