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グループブランド会社7社(㈱アイネット、㈱東京カレン、㈲味の花壇、㈱おいしさ発信工房、㈱テレサ、㈱京都かれん、㈲アセンド)を擁する有力菓子専業問屋㈱アイネットホールディングス(小黒敏行社長)は梅雨寒の日が続く7月11日、東京都立産業貿易センター台東館4階展示場(都内台東区)において、主要取引先などから約300人を招き「2019展示会」を開催した。
展示会開催に先立ち、小黒社長(写真)が「大型連休の効果で、5月の売上は前年同期比110%の結果であった。5月・6月は、その反動を受けやや落ち込んだものの、トータルで前年同期比103%。8月の決算は、増収増益になると見込んでいる」とグループ全体の営業実績について説明。一方、グループが取組むべき課題について「政府が推し進めている働き方改革は、従業員の休日増加、有給休暇の消化実施など、コストアップの要因となる。このような情勢における事業戦略は、チェーンストア向けの留型商品の開発を進め、価格競争に打ち勝つことである。生産部門の各工場だけではなく、参加していただくメーカーにも働きかけ、適正な利益を得ることにある」とアイネットHDが提唱する〝この店には楽しくておいしいお菓子がある〟の具現化への取組みを話した…
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