2019年秋季チョコレート新商品合同発表会 首都圏お菓子ホールセラーズ

原点回帰!? 「美味しさ」訴求が中心に

商業組合 首都圏お菓子ホールセラーズ(以下首都圏お菓子WS)は6月17日、秋以降のチョコレート製品本需要期に向け、東京都立産業貿易センター台東館(都内台東区)4階展示室において、チョコレートメーカー11社が一堂に会した「2019年秋季チョコレート新商品合同発表会」を開催。首都圏の菓子卸または食品卸、小売バイヤーなど39社・840名が集まり、場内は活気にあふれる中、来場者は今秋のチョコレートトレンドを探る。

出展メーカーは、午前10時のオープンを前に開会式を実施。

はじめに、首都圏お菓子WS・小黒敏行理事長(アイネットホールディングス社長、写真)が「昔に比べ新製品が減ったように感じるが、やはりチョコレートはお菓子の王様。最近は平均気温が高いので、10月から売場でチョコレートの大陳をして盛り上げていきましょう。その10月といえば、消費税増税を予定しており、今回は実施するだろうと現在、対応に追われている。インボイス制度など、2022年までに〝e‐お菓子ねっと〟もバージョンⅡに完全移行しないと動かなくなる。大手・準大手は準備が進んでいると思われるが、これから中小メーカーにも啓蒙活動を行わなければならない。そのほか、賞味期限2分の1ルールやセンター納品の方法や待ち時間など課題山積。今回、神奈川からも多数来場があるので、新製品をしっかりアピールして、拡売につなげていこう」と主催者挨拶…

【参加企業明治/森永製菓/江崎グリコ/ロッテ/ブルボン/不二家/名糖産業/カバヤ食品/フルタ製菓/ギンビス/正栄デリシィ

【続きは5424号2-3面へ】