藍綬褒章受章を祝う 吉田 康氏(ブルボン社長)

天皇誕生日の12月23日、ホテルニューオータニ長岡(新潟県長岡市)で、吉田康氏の藍綬褒章受章を祝う記念祝賀会が開催された。吉田氏が社長を務めるブルボンは、米菓からビスケ、チョコレートまで、お菓子のオールカテゴリーを生産し、飲料や健康・医療食品、近年は米までも扱う。創業の原点が関東大震災で菓子類の供給がストップしたことだったことから、同社の災害支援や、スポーツ・文化活動への積極的な振興援助でも知られている。当日は菓子業界、新潟県、ブルボン発祥の地柏崎市などから、吉田氏の多彩な活動が結んだ各界の来賓170余名が参集し、受章を祝った。

受章祝賀会の発起人は吉田氏が副会長を務める(一社)全国ビスケット協会をはじめ、(公社)柏崎法人会や(一社)健康ビジネス協議会などの7団体。祝賀会の冒頭、発起人代表挨拶に立った伊藤雄夫全国ビスケット協会会長は、祝意とともに「当協会の副会長を務める吉田さんは、ビスケットをはじめとする菓子業界の発展、地域経済への貢献をはじめとする永年の功績により、この度、藍綬褒章を受章された…。

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謝辞 ブルボン社長 吉田 康 氏

 

社会事業家の決意新たに

「私どもブルボンは、初代(吉田吉造氏)が関東大震災の1年後に創業しましたが、創業者は単に事業家ということではなく、社会事業者だったのだと今、改めて思いを致します…」